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心の回診

第七十三回
土曜日の昼下り、コスモスが描かれた絵葉書が届きました。心の回診を読んで下さっている読者の方からでした……[続きを読む]
第七十二回
日が暮れるのが早くなった。1日24時間は変わらないのに、なんだか心がせかされる。それは私の性格から来……[続きを読む]
第七十一回
8月9日、この日、私の熱い夏は終わった。連日30度を越える炎天下のもとで、パウロ夏祭りのためのよさこ……[続きを読む]
第七十回
札幌には3度雪が降る・・・と、素敵な表現をした人がいた。冬の白い雪、春のタンポポの綿毛はフワフワと幸……[続きを読む]
第六十九回
何故だろうか、毎年変わりなく巡って来る6月なのに、今年の樹々の緑はことのほか美しく目に染みる。通勤途……[続きを読む]
第六十八回
五日の子供の日の事、乗り合わせたタクシーの中から桜を発見した。思わず「桜!」と声に出したら、運転手さ……[続きを読む]
第六十七回
春未だ浅い幣舞橋の上から眺める運河は、懐かしい潮の香りがして、ポンポン船がのどかに揺れていた。此所に……[続きを読む]
第六十六回
札幌の朝は今日も元気だ。元気な朝に不釣合いな救急車がけたたましい音と共に走り去って行った。青い空の下……[続きを読む]
第六十五回
水色の空が眩しいほど美しい。節分が終わって春の扉がほんの少し開いたのを感じた。二月一日は病院行事の豆……[続きを読む]
第六十四回
 何故だろう、今年のお正月は亡き父、そして釧路の母の事が思い出されてならなかった。「お父さん」「お母……[続きを読む]